ビデオロスを検知してアラーム音を鳴らす設定

カメラの電源が切られたり映像ケーブルが切れたりして映像信号が届かなくなるとアラーム音でお知らせする警告設定方法。

防犯カメラの映像は一度設定してしまえば、毎日のように確認するわけではなく、何かあった際に確認することになる。そうすると、いつの間にか映像が切れていて、その状況に気づかず、肝心な映像が録画できないということもありうる。

また、防犯カメラはいたずらや犯罪の証拠を撮影するために設置するものだから、映りたくない犯人によって壊されたり映像が映らないように細工される可能性がある。

そのような場合にアラーム警告を出す機能が録画機には付いているらしいので、設定してみることにする。

●ビデオロス検知

カメラのケーブルが切れたり抜かれたり、電源が切られたりして映像信号が切れた際にアラーム反応を実行する機能。

「メニュー」→「カメラ」の左メニュー「ビデオロス」を開く。

カメラを選択して、「ビデオロスアラーム有効」にチェックを入れる。
処理方式の横の歯車マークをクリック。ここで、アラームを検知した際にどのような処理を行うかを設定する。

アラームスケジュールについては、基本的に常に監視する必要があるのでデフォルトのまま使用する。もし、夜間だけとか平日だけビデオロスのチェックをする場合には、ここで、曜日毎に時間を設定する。

「処理方式」画面の上部にある「処理方式」をクリック。アラーム検知後どのような処理をするかを選ぶことができる。

「ポップアップアラーム画面」「音声警告」「監視センターに送信」「メール送信」「キャプチャ画像をクラウドにアップロード」「アラーム出力」の項目がある。

監視センターに送信やメール送信などはネットワーク設定が必要。今はまだ設定していないので、今回はシンプルにアラーム音が鳴るように「音声警告」にチェックを入れる。

「適用」をクリックし、ビデオロスの設定画面に戻る。
別のカメラにも設定する場合は、画面下のコピーをクリックして設定したいカメラを選び適用する。

メニュー画面を閉じてライブ映像画面に戻る。

カメラの電源を切ってみると…

「ピーピーピーピピ!」とアラーム音が鳴った!

これでビデオロス検知の設定が完了。

●センサーアラーム出力

処理方式に「アラーム出力」があったが、録画機によっては赤外線センサーなどからのアラーム入力を検知して、録画を開始するなど、センサーアラームの設定があったりする。マニュアルには、この設定が載っているが、このDS-7204HQHI-F1/Nにはアラーム入力がないらしいので、この機能は使えないっぽい。